top of page

「クリスマスの前と後」

主の年(AD)2016年12月11(日) 神戸メノナイト・キリスト教会・礼拝(奨励予定メモ) 主題:「クリスマスの前と後」 聖書:「わたしはすぐに来る~主イエスよ、来て下さい。」(ヨハネ黙示録22:20)

1. 現在のクリスマス関連諸情報(5W1H) クリスマスは、ツリーやサンタクロースのプレゼント等とは直接的な関係はない クリスマスとは、文字通りキリストのお祭りのことである 何かを総合的に理解するとき、5W1Hを考えることが有益であろう 伝言ゲームで判るように、不正確な口伝は最初の言葉から逸れ易い 十戒が石に刻まれたように、記録された神の言「聖書」に依拠したい 大切なことは、①聖書に何と書かれているか、②それをどう読むか、である

2. 歴史におけるクリスマス(歴史の分岐点) 歴史とは様々な出来事の集積であり、初めと終わりがある それは世界の創造に始まり終末に至る人類の過去・現在・未来の物語的記録である 歴史とは、基本的には神の言葉が出来事になる過程といえよう クリスマスとは、歴史をBCとADに二分する分岐点である 世界史を聖書の預言と成就という視点から読み解くことが重要である バビロン、ペルシャ、ギリシャ、ローマ時代から現代まで聖書の光で照らされたい

3. 旧・新約聖書におけるクリスマス(預言と成就) 人類の歴史を大きくみれば、創造・堕落・贖いに三分されるだろう それは①罪を犯さない、②罪を犯さざるを得ない、③罪を犯し得ない状態を表す 神は人間の悲惨な状態を救済するために旧約聖書で救い主の到来を預言された 預言の成就として神が人となり人の罪を背負われたことが新約聖書で証されている その目的は人の罪が赦され、罪人が神の子となる特権が与えられることである キリストの来臨・十字架・復活は人間の最大の敵(死)の問題を根本的に解決する

4. 将来のクリスマス待望(未実現の預言) クリスマスとは「インマヌエル」(私たちと共に居る神)の来臨(初臨)である キリストの十字架とは人の罪を神の子が背負われて人の罪が赦された事を意味する しかし、現実の世界は悲惨な状態にあり、人間の体は未だ完全には贖われていない 人間の罪からの最終的な救済は将来に約束されているキリストの再臨による 「光あれ」との神の言により「光があった」ように、神の言は歴史的に成就する 「わたしはすぐに来る」との主イエスの言は必ず成就すると私たちは確信する


最新記事
アーカイブ
bottom of page