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「ヨブ記が証しするキリスト」

2018.2.11.(日) 神戸メノナイト・キリスト教会(礼拝・奨励予定メモ) 「ヨブ記が証しするキリスト」 ―ヨブ記19:25、ほか― 宮平光庸 Ⅰ.ヨブ記の特徴 1.ヨブ記は最古の書の一つであり、詩編や箴言等とともに知恵文学に属する。 「知恵はどこから来るのか。悟りのある所はどこか。」(ヨブ28:20) 「見よ。主を恐れること、これが知恵である。」(ヨブ28:28) 「主を恐れることは知識の初めである。」(箴言1:7)

2.ヨブ記の主題は正しい人の苦難の問題である。 「ヨブは潔白で正しく、神を畏れていた。」(ヨブ1:1) 「私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか。」(ヨブ2:10) 「わたしの正しいしもべは、その知識によって多くの人を義とし、彼らの咎を彼がになう。」(イザヤ53:11)

Ⅱ.ヨブ記が証しするキリスト 1. ロゴスとしてのキリスト 「知識もなくて、摂理をおおい隠した者は、だれでしょう。まことに、私は、自分で悟りえないことを告げました。」(ヨブ42:3) 「初めに、ことばがあった。」(ヨハネ1:1) 「キリストのうちに知恵と知識との宝がすべて隠されている。」(コロサイ2:3)

2.贖い主としてのキリスト 「私は知っている。私を贖う方は生きておられ、後の日に、ちりの上に立たれることを。」(ヨブ19:25) 「たとい、ノアとダニエルとヨブの、これら三人の者がいても、彼らは自分たちの義によって自分たちのいのちを救い出すだけだ。」(エゼキエル14:14) 「キリストは、私たちにとって、神の知恵となり、義と聖めと、贖いとになられました。」(Ⅰコリント1:30) 以上


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